みなさんのお子さんは読書は好きですか?
我が家には小学1年生と2年生の子供がいます。
2人とも、0歳の頃から寝かしつけの時に絵本を読むこと(寝かしつけ)が日課で育ってきたので、まだ「自分から日常的に1人で本を読む習慣」こそありませんが、本を読むことは好きな子供に育っているような気がします。
本屋さんにいくと「これ買って!」と本を持ってくる子供たち。
漫画でも、絵本でも、小説でも、子供自身が気になった本があったならば(極力)買ってあげるようにしています。
小学生向け小説「二人と一匹の本格捜査ミステリー」
最近二人と一匹の本格捜査ミステリー ①消えたボウリングボールの行方という本を書いました。内容としては、「お父さんが巻き込まれてしまった事件を、子供たちが探偵のように活躍して解決に導く」ミステリー小説になっています。
終始、この物語は「男の子」の目線でストーリーが描かれていて、「事件に巻き込まれてしまったお父さんを助けたい」ということがきっかけで、女の子と子供なりに知恵と勇気をしぼって協力しながら「事件を解決しよう」とする物語になっています。
著者である「村松由紀子さん」は現役の弁護士さんということで、事件発生から、通報して、捜査が行われ、証拠を集め、証拠を使って犯人を特定して、事件が解決されていく一連の流れがとてもわかりやすく描かれています。
私たち大人にとっては、当たり前の「一連の流れ」ではありますが、小学生の子供は「警察」や「弁護士」「捜査」「証拠集め」「逮捕」という言葉は聞いたことはあっても、その意味や、人の役割や実際に行われていることの内容まではで深くは知りません。
この物語は子供達が「父親を助けたい一心」で「どうしたら助けられるか」を考えて、実際に子供たちが行う一つ一つの行動が、実際の事件解決の捜査手順にリンクして具体的に子供目線で「何をしているのか」がわかるように描かれています。
結果として、子供たちの行動によって、事件が解決に導かれるストーリになっているので、事件発生から解決までの流れ、子供目線で追体験できる物語になっています。
小学生2〜3年生のお友達でも、無理なく楽しみながら世界観に没頭できて、勉強にもなるおすすめの一冊です!
読書は、本の世界に入り込んで日常見ることができない世界を擬似的に体験できたり、新しい世界を知ったり感じられたりと刺激がたくさん得られるし、同時に文字を読む力や、語彙力や表現力も自然と身についてくれるので、子供たちにはいつまでも「本を読む」ことの楽しさを感じていてほしいなと願っています。